2021年11月18日
ブランド、ファッション、イベント、アクセサリー、、オリジナルのメタルタグ、チャームの製作。
オーダーメイド、オリジナル・特注のロゴ入り、ボタン、カシメ、ホック、スライダー、チャーム、アクセサリー金具
Original Plates, Charm, Studs, Button , Slider fittings
浦和レッズにサポーターグッズを作成しているお客様より依頼を受けた、オリジナル、特注の引き手、ジッパー金具です。
ご予算を抑えたいとの事でしたので、メタルハウスにて所有している型に、オリジナルの刻印棒を作成し、そこに刻印を打つ製法で作成することになりました。
作成した刻印棒(鋼製:日本刀に使用する程の硬い材料)を何十トンもの力のある、プレス機に取り付け、重さわずか10g程度の引き手、ジッパー金具に丁寧に一つずつ刻印していきます。
刻印されたブランドロゴとマークが分かりますか?
メタルハウスでは、建築に使用するような大きな金具の取り扱いは難しいですが、家具に使用する程度までの大きさのオリジナル金具に関しましては、お気軽にご相談ください。お客様のアイデアを形にするお手伝いをさせて頂きます。
お客様から頂いたロゴと文字が比較的長いために、まずは、引き手の表面を丁寧に磨き上げ、その後に刻印を打ち作成していきました。
刻印を打つ面を先に磨き上げてから刻印を打つことで、文字や、ロゴをより一層はっきりと、くっきりと仕上げることが可能になります。
こうする事で、メッキ加工後に文字やロゴがより一層はっきりと、綺麗に表現できるようになります。
ニッケルメッキ仕げ。
アンティークシルバー仕上げ。アンティークシルバーとは、同色系のニッケル(シルバー)仕上げでも、シックでマッドな加工です。
文字がはっきりと浮き上がるように見えていますよね。
パリ在住のデザイナーの方より、アクセサリーに使用される特注のチャーム金具のオーダーを頂きました。
まずは、完成品をご覧下さい。
両脇に空いている穴に、アクセサリー用のヒモを通されるそうです。
今回は、600ヶのご注文でしたので、国内にてラバーキャスティングの製法で作成させて頂きました。
生地が出来上がったばかりの、表情です。
24K本金メッキ仕上げ直後の表情です。
指示書と照らし合わせながら、クオリティー、検品をしていきます。
紐が通る小さな穴に不具合が無いか、大きさは大丈夫か、位置は大丈夫か、様々なチェックをしていきます。
最終チェックを終え、完成品として出荷されていきます。
パリ、またヨーロッパの人たちに使ってもらえるなんて夢みたいですね。
子供向けの学習用品の販売をなさっているお客様からの第2弾、ラインストーン・エポ入りの”くまちゃん”のオリジナルチャームです。
真ちゅう製で、世界に一つしかない手作りのとーっても可愛いチャームを作成させて頂きました。数十トンの力のある、プレス機用に、職人が手作りでお客様から頂いたデザインを元に型を作成していきました。
右側の頂いた図面から、より一層立体的になるように、弊社の職人の熟練の技によって手を加えています。(鼻のラインや、首筋のラインに手を加えているのが分かりますか?)
弊社は東京墨田区、お客様は神奈川県厚木にいらっしゃるので、メールと電話にてデザインの確認、また、サンプルをお客様にお送りし、確認作業を経て、生産をしていきます。
シルバー色(通称ニッケルメッキ)仕上げ+目には黒エポ+首元と耳の首飾りにスワロフスキーのラインストーン+耳の首飾りに淡い紫のエポが入っています。
ゴージャス!
首もとのスワロフスキーのラインストーンが良く見えてますね!
また、足にはお客様のブランド名が刻印されています。
今回も300ヶの注文を頂き、また、仕上がりにとても満足していただけたようで、嬉しい限りです。
続いてラインストーン入りのうさぎちゃん形のチャームのご注文を頂ました。
特注で、世界に一つしか無いデザインで、これから、メッキ+ラインストーン+色入れをして、完成形に仕上げていきます。お客様の必要数が300ヶで、うさぎの形状の今回のデザインにおいては、数種類の作成方法がありましたが、品質の一番良い、プレス機による製作の方法で進めることになりました。
プレス機で抜いて、弊社の面取り・艶出し加工を施した直後の表情です。
長年特注やオリジナルの金具の製作に携わってきましたが、中でもとても可愛らしく、表情豊かなチャームが作成できて、楽しい気分になりました。
立体感を出す為に、凹凸を付けたり、こちらの型製作職人のニュアンス・センスが商品に現れてくるので、非常に難しい商品の一つでもあります。
アップでの表情もとても可愛らしい!
顔にも多少の凹凸を付けてあげることで、表情がより一層豊かになっています。これも職人のこだわり!!
ニッケルメッキ加工をし胸にスワロフスキーのラインストーン取り付け、耳に桜のインクを取り付けて完成。
お客様にお届けしたところ、想像をはるかに超えた商品の出来栄えだったようで、当直後すぐに感謝のご連絡を頂きました。
僕らの技術により、お客様に喜んで頂ける事が社員一同なによりも嬉しいことだと実感!!
CRIMIE さまから、オリジナルロゴ入りホックのご注文を頂きました。
メタルハウスでは、所有している技術をつなぎ合わせたり、組み合わせたりすることで、お客様のイメージを少しでも多く形にできるよう心がけています。
メタルハウスの溶接の技術と、金型の技術を組み合わせることで、従来は複数の金型を作成しなければ展開できなかった使用用途の違ったオリジナル金具の作成を、1つの金型を作成するだけで、複数のデザインや、使用用途の違った商品への展開を可能にしています。
例えば、金型を1型作成し、その後さまざまな仕様のパーツをオリジナル金具に溶接(ロー付け)します。表のデザインは同じでも、引き手、オリジナルホック、ボタンと様々な用途に使用することを可能にしています。もちろん金型代は1型分のみですので、初期費用を大幅に抑えることができます。
頂いたデザインを元に、金型を1型作成し、プレス機にて打ち抜いたホックです。表面のデザインは同じデザインになりますが、これから裏面に使用用途の違うパーツをロー付けし、さまざまな用途に使用可能なオリジナル金具に変化させていきます。
今回はご指定の大カシメの足の長い物と、身近なパーツをを裏面に溶接していきます。
ご覧の様に、裏面に様々な仕様のパーツをロー付け(純銀を使用した強度の強い溶接方法)する事で、一つの型を作成するだけで、様々なロゴ入りの金具としてご使用して頂く事が可能です。
約800c近くまで熱していき、タイミングを見計らって大カシメのパーツを手作業で一つずつロー付けしていきます。
まだゴツゴツとしたままの状態の金具ですが、これから秘伝の”面取り”、”艶出し”加工を施します。
ホックの表情が柔らかく丸みを帯びてきたのが分かりますか?
CRIMIE さまのブランドコンセプトに合わせ、真ちゅう生地仕上げで納品させて頂きました。真ちゅう生地仕上げの為に、経年劣化(いわゆる、”あじ”)を楽しめる金具になっています。
今回はCRIMIEさまの方で原型をお持ちでしたので、それを元に忠実にマリアさまの形状を表現いたしました。
裏面に2ヶ所のホックを取り付けることで取り付けた際に、左右に動くのを防ぎ、しっかりと商品に固定することが可能になります。 今回は極小のカシメです。
マリア様は正面から見るとある模様がある為に、取り付けの際に安定して取り付けることが難しいために、特注でマリア様がすっぽりとはまる様に、”受け”を作成し、マリア様と合わせて提供させて頂きました。
アンティークシルバーというメッキ加工を施した直後のマリアさまです。
オリジナルホック、ボタン、カシメ、タグ、ネームプレート、、、。世界で一つだけのオンリーワン金具の作成事例、方法、手順、納期、型代、製作後の様々な型の利用方法についてはこちらをご覧下さい。
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