2021年10月18日
ブランドオリジナルのネームやロゴを刻印 彫刻したバッグ、洋服、ファッション用、ケリー、ひねり金具
クロコダイル(ワニ革)をメインに使用し、ブランドを展開なされている、CIVINILEさまから、世界で一つだけしかないオリジナルのひねり金具の依頼を頂きました。
高級なワニ革に引けをとらない金具に仕上げたいという”使命感”と”職人魂”を心に刻みこみながら、メタルハウスと共に歩んできた複数の職人と共に最高の金具を作成していきました。
まずは、最高級の24Kメッキを使用した完成品の大/小をご覧下さい。この重厚感、光沢、迫力は世界一だと思います。
大小各100セットの注文の為、大掛かりな型での作成ではなく、手作業にて材料を真ちゅうを板材から削り出す”挽きもの”という技術つを応用して、形を成形していきます。
上部にワニのモチーフの刻印を一つ、つづいて、下部にCIVINILEの文字をプレス機にて、全て職人のカンを頼りに刻印していきます。
指示書とじっと”にらめっこ”、見比べながら、作業を進めていきます
手作業で2ヶ所の刻印の注文は比較的少なく、難易度も高い為、技術的ても高度な技が必要になります。
僕自身刻印を打ってきた中でも非常に難しくテクニックのいる商品の一つでした。簡単そうな丸型が、定規もつけづらく、正確な位置を決定しづらいことが一番の難所です。
ひねり式のデザインに仕上げる為に、メッキ加工後には別途ひねりの形をした金具を取り付ける必要があります。
左側に大サイズの金具。右側に小サイズの金具。無事にそれぞれ大小に刻印を入れる事ができました。
次はバッグや、製品に取り付ける際に必要な裏面の作業に入ります。
割り足と言われる真ちゅう製の足をロー付け(純銀を使用した非常に強度の高い溶接方法)しています。
足と本体との部分でキラキラと光っているのが銀です。約800c近くまで熱せられています。
温度計も無いため、真鍮の色の変化と長年のカンを頼りに、ベストのタイミングにてローつけを完成させていきます。
24kメッキ加工後直後の表情になります。デザインと照らし合わせ最終確認をしています。
重厚感が良い雰囲気を作り出していますね。
左が大、右が小のオリジナルひねり金具になります。
なんとも言えない金の輝きです。
お客様のイメージを形にできた時の喜びが、また新しいモノ作りの英気になります。
CIVINILEさま、ありがとうございました。
メタルハウスオリジナル・特注のケリー・バーキン金具
Original Metal Kelly Fittings
お付き合いの長い大阪のお得意様より、真鍮製、手作りのケリーバーキン金具の注文を頂きました。
真鍮から、旋盤(センバン)で削りだし、それぞれの部品を組み立て、ロー付けしていきます。
ケリー金具のヒネリの部分のパーツです。
海外の商品は、コスト競争のために、ダイキャストにて一体にて製作することがほとんどですが、メタルハウスでは、磨きの為、仕上がりの光沢をより素晴らしい商品に仕上げる為に、あえて一体では作らず、ばらばらの工程にて仕上げていきます。
ヒネリの頭の胴体のパーツになります。
ヒネリの頭と胴体を別に作り、磨きをかけ、溶接しつなぎ合わせることで、メタルハウスでしか作成できない、異次元のクオリティーにてケリー金具を作成していきます。
ひとつひとつ、丁寧に職人の手作業にて、純銀を使用して、ロー付けを行っていきます。
熱の伝導を考え並べられた金具を、職人の長年のカンをもとに、摂氏800度まで熱し、絶妙のタイミングでケリーの頭の2パーツを熔接していきます。
均一に並べられ、均等に熔接されていく金具。
生地を作る職人、熔接する職人、光沢を付ける磨きの職人、色つけのメッキの職人、組み立ての職人、、、、。
最高級の金具を作る為にメタルハウスでは様々な職人との長いつながりと信頼を元に金具を作成しています。
メッキ加工後の組み立て作業。
組み立て作業の型も全て手作りです。
組み立て後の最後の加工として、裏面のカシメをかなづちで、最終調整します。
ケリーバーキン金具は頭の部分をヒネリ、回す仕組みになっているので、頭の部分を丁寧に調整してから納品いたします。
組み立て後のケリーバーキン金具です。
これから、丁寧に包装の作業に入ります。
ケリーの帯の先に取り付けられる金具です。
最近は、価格の安さから、主に中国製の金具が売れているようですが、安さの追求は、クオリティーを下げます。
僕らメタルハウスは、国産の物づくり、職人の技術、魂を引き継ぎながら、お客様に喜んでいただける物づくりを志しています。
オリジナルロゴ入り、オーダーメイドの特注ケリー・バーキン金
Original Kelly Fittings
オリジナルのブランドロゴを彫刻した、完全オーダーメイドのケリーバーキン金具のご注文を頂きました。
少ロットということで、真ちゅうの板材をご要望の指示通りに削りだし、ブランドのロゴを一つ一つ彫刻し、作成していきました。
金属を挽いて削りだすという昔ながらの製法。通称”ヒキモノ”。職人さんが手作業にて一つ一つ丁寧に生地を作成していきます。
頂いていた、サイズ入りのデザインと照らし合わせ、丁寧に作業を進めていきます。
バッグとの取り付けに使用する為のパーツもそれぞれ用意し、溶接していきます。
800℃程まで熱し、純銀を使用し、メッキ加工前に真ちゅう同士をします。
24Kの本金を使用し、最高級のメッキ仕上げです。
ヒネリ、カブセ、帯x2が1セットとなっています。
バッグに取り付いた際には、この様な形状で仕様されます。
熟練の職人手作り、真鍮製バッグ用ひねり金具、オリジナル金具のオーダー
Original Metal Turn Lock Fittings
東京の台東区にて爬虫類の革を中心にバッグや、小物を作成されていらっしゃる老舗のメーカーさまから、ハンドバック用の、特注ひねり金具のご依頼を頂きました。
全てのパーツを手作業にて取り揃えていきます。
ひねられている真ちゅう製の鎖のように見えるのは、2本の真ちゅう製の丸線の材料を2本束ね、それを丁寧に手作業にてねじり上げ、縄目線を作成します。
ロット数が少なくても作成できる方法で、なおかつ、大量生産では作り出せない、立体感、奥行きのある網目模様を作り出せることができます。
お客様のデザインのサイズに合わせ、縄目線を切断した後、手作りの曲げ型でUの字に絞り上げていきます。
簡単そうに見えるかも知れませんが、傷を付けずに金属を絞りあげるには、熟練の技が必要です。
他のパーツは、挽きモノの技術にて、それぞれのパーツを削りだしながら、お客様のデザインに作りあげていきます。
これから組み立て、溶接加工に移ります。
まずは、ひねり金具の本体となる部分と、縄目模様の線との位置を正確に決めて、ロー付け(純銀を使用した、強度があり、綺麗に溶接できる方法)していきます。
職人さんの手は、風格と歴史を感じられて、格好いいと思うのは僕だけでしょうか?
左手にプロパンガス、右手に商品の位置を微調整するためにステンレス製のピンセットを使用します。
ロー付けの為に800度、もしくはそれ以上真ちゅうを熱するために、もちろん素手では触れません。
ロー付け直後に、商品が冷めたところで、組み合わせる他のパーツと位置が正確か検品していきます。
この工程で検品をすることで、より良いクオリティーの金具をお客様にお届けすることが可能になります。
溶接、位置決めが終了後、当社で面取り、艶出しの加工をした直後の表情。
全て真ちゅう素材の為に、ナチュラルな雰囲気のブランドや、アンティーク調の商品には、このままでも十分使用できますね。
これから、お客様ご希望の光沢ニッケルメッキを加工していきます。
メッキ加工直後のひねり金具です。
宝石にも負けない輝きがあるのが、わかりますか?これが、国産の、職人の技術です。
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