2014年10月06日
真ちゅう素材のオリジナル金具色々
メタルハウスでは、お客様から頂くデザイン、ご要望を形にするために、主に真ちゅう素材を使用します。そのた用途に合わせて、亜鉛、鉄、アルミニウム、さまざまな素材を使用しています。
商品、数量、納期などの条件により素材を厳選し、お客様に最高の商品をご提供できるようにしています。今回は、経年劣化が楽しめたり、加工がしやすく、多くのお客様からお願いされることの多い、真ちゅう製の金具をお見せしていきます。
東京にてブランドを立ち上げて、クロコダイルの革を中心に、 バッグ、小物を販売なされているCivinileさまより、真鍮削りだしの重量感のあるリング金具のオーダーを頂きました。
荒削りした、真ちゅう製のリングを、時間を掛けて面取り加工を施しました。
面取りした真ちゅう製のリングと、小さなリングを電気溶接で仮止めします。(スポット溶接)
電気が体にも伝わるために、この作業後には皆、体が楽になってきたと言うそうです。
本当かな?!
800度以上の高温で、ロー付けします。(純銀を使用した、非常に綺麗で、強度の高い溶接方法)
職人が見極める、一瞬の800cのタイミングが全てになります。
金メッキ仕上げ。
輝き、重厚感、光沢、日本製のメッキは世界一だと思います。
真ちゅうロストワックス製のブローチに割り足をロー付けしています。
黒ニッケル使用のブローチです。
このまま、大阪のお客様にお送りします。
甲州に400年の歴史と伝統を持つ、印伝屋さま用のオリジナルホック金具と、ロストワックス製ブローチです。(指輪や、アクセサリー作りに使用する製法)
印伝屋さまオリジナルの真ちゅう製のDカン。
数十トンもの力のあるプレス機にて、真ちゅうの板の材料から打ち抜かれたDカン金具です。真ちゅう本来のナチュラルなベージュ色をしています。個人的には大好きな色です。
ミラショーンさま用、特注財布用ブローチ
コチラもプレス機にて作成していきました。
釣具ケース入れ用の、お客様オリジナル特注手カンのご注文を頂きました。
黒ニッケル+変色防止のクリアラッカー仕上げです。
とろんとした、風合いは、当社独自の加工方法に秘密があります。
角型とアーチ型の2種類を作成致しました。
真ちゅうを削りだし、ロー付けした直後の手カンの表情。
こちらはアーチ型のオリジナル手カン。
黒 メッキ後
こちらは角型のロー付け直後の表情。焦げ付き、ゴツゴツ感が分かりますか?
黒メッキ加工後。
焦げ付きも、ゴツゴツ感も取れ、良い風合いが出せたと思います。
メタルハウスではお客様のイメージを形にできるよう心がけています。
世界で一つだけのオリジナル金具は手軽に作成が可能です。
*お見積もりの場合には手書きのデザインでも、写真でも構いません。お客様が作成したいイメージに簡単なサイズを入れてお見せください。
オリジナル金具作成を熟知した、メタルハウスの担当者が追って詳しい内容をお聞きいたします。
*オリジナル金具作成にご興味の方は、お気軽にご連絡ください。
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