2019年6月17日
金具職人手作り、ブランドロゴ入り、オリジナルデザインのベルトバックルのオーダーメイド
金具職人手作り、ブランドロゴ入り、オリジナルデザインのベルトバックルのオーダーメイド
Original Belt Buckle fittings
メタルハウスでは、オリジナルのボタン、ホック、チャーム、ネームプレートと、さまざまなオリジナル金具の依頼を受けます が、最近では、会社の社員用に、結婚式の記念品として、またセールスプロモーションの販促品としてなど、沢山の業種のお客様向けにオリジナル金具を作らせ ていただいています。
今回は建設業を営んでいらっしゃるお客さまから、社員用のオリジナルのバックル金具と、ベルトの革部分の縫製(完成品)と、イベント会社さま向けにDOJYO=道場用のオリジナルバックルを作りました。
まず、関西で建設業を営んでいらっしゃるお客様より、会社名の頭文字の”N”をモチーフにした、オリジナルバックル金具と、それに付随する革ベルトのご注文です。全て手作業で製作いたしました。
全ては見せられませんが、作業風景をご覧に入れます。
まずは、格好が良いので、完成品をお見せします。
でわ、作成風景に戻りましょう。
まずは、高速回転で、鋼製の(日本刀と同じ材料)の刃(ハ)で、材料となる真ちゅうの板より、Nのマーク削りだして、形を作成します。 これが、危険な作業で、熟練の技が必要です。
削り出した後に、体のラインに合うように曲線を一つずつ付けています。
曲線の具合を確認しながら、慎重に曲げていきます。
ベルトの穴に引っ掛けるパーツを電気溶接で仮止めします。
仮止めした直後のNバックルです。この時にも、お客様から頂いた図面と照らし合わせながら確認していきます。
この確認作業が商品の良し悪しを決めていく、大切な工程です。
仮止めされたNバックルのベルトループと、先ほどのパーツをロー付け(純銀を使用した強度の高い溶接方法)していきます。
真ちゅう製のNバックルを約800c程まで熱し、純銀製の”銀ロー”で本格的に溶接をしています。
メッキ加工前に、Nバックルの正面を平らに磨きあげました。
こうする事で、メッキ加工後の光沢感、重厚間感が格段にUPします。
なめらかさ、重厚感、光沢、これが国産の職人のレベルです。
ベルトの革を取り付けた完成品です。
革はヌメ革なので、非常に丈夫で味わい深い表情になっていきます。
次に、イベント会社さまから、オリジナルのベルト用のバックルのオーダーです。
格闘技がモチーフなのか、それともロックをイメージしているのか、とにかく素晴らしい良い雰囲気のバックルを作成する事ができました。
左:右の最終デザインを元に作成した生地の状態。
右:お客様から頂いた最終デザインです。
生地の段階では、色の浮き沈みが無い為に、おおよそのデザインしかわかりませんが、メッキ加工後にははっきりとデザインが浮き出てきます。
裏面にはベルトの機能として必要なパーツを取り付けます。
アンティークゴールドのメッキ加工後の表情です。色のコントラストが出てきて、立体感を感じませんか?
上部にドクロマーク、真ん中のMの中で2人が格闘しています。
10周年記念用のオリジナルベルト作成だそうです。
サイドヴュー! 後ろに弊社の40年来の縦フライスマシーンもみえます。
ベルトに取り付けてみました。
色はこのブログで紹介した、アンティークゴールドと、下の黒バレルというアンティークブラックの2種類のオーダーを頂きました。
その他のバックルは:こちらまで
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製作事例は: こちら
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*メタルハウスから、モノ作りトータルコーディネートのお知らせです*
メタルハウスでは、”オリジナル金具の製作”に合わせて、チェーンやフック、付属金具を含めた”金属小物の組み立て”や皮革製品の”縫製作業”、オーダーメイドの”完成品の製作”、”特注の記念品や贈呈品、プレゼント”まで、モノ作りのトータルコーディネートにて、“お客さまのアイデアやイメージを形にするお手伝いを始めました。”
メタルハウスの金具の技術と、信頼できる縫製の技術を、声の届く距離に位置づけて組み合わせる事で、オリジナルのロゴやモチーフを刻印した、特注の靴べらや、キーホルダー、金属小物、オリジナル金具を付属したアクセサリー、革小物や財布、ベルトなど、“お客様のイメージしているアイデアやデザインをオーダーメイドの完成品まで自由に製作することができる”ようになりました。
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