2017年11月20日
ロゴ入りメタルプレート、ネックレス、アクセサリーチャームの製作
オリジナル・特注のホック、カシメ、ブローチとオーダーメイドのロゴ入りメタルプレート、ネックレス、アクセサリー金具の製作
Original Metal Studs, Brooch
最近の製作依頼で多いご相談は、お客さまのブランドロゴが彫刻、刻印された、オーダーメイドのオリジナル金具のお話です。
オリジナルデザインの金具を作るには、設備や、複数の技術を繋げ合わせて形を作れる経験が必要になります。
オリジナル商品の縫製、組み立て作業、パーツの取り揃え、商品製作にあたり、全て自分たちで準備する事ができるお客さまも、金属の特注生産や、オリジナル金具製作の加工に関しては、手を焼くとお話をうかがいます。
最近では、ワインボトルにワンポイントのアクセサリーとしてメタルチャームを取り付けたり、販売促進や、イベントの贈呈品としてオリジナルのロゴを刻み込んだキーホルダーを製作したり、さまざまな方面のお客さまからお声を掛けて頂けるようになりました。
まずは、その中から、お客様オリジナルのロゴや、モチーフを刻印した、特注ホック、カシメ、ブローチ金具をお見せします。
今回は全て、真ちゅう製のプレス機による製法で作られた金具です。
小さく見えますが、力強い長年練れ親しんだ、頼れる一台です。
秘伝の粉と、純銀と真ちゅうとを配合した材料を使って、ロー付け(強度のある溶接方法、主にアクセサリーを溶接する際に使う技法)をしていきます。
数千個、数万個の商品でも、一つ一つが熟練の職人の手作業にて商品に生まれ変わって生きます。
イタリアのブランドさまのmila schonさまのロゴ入りブローチです。
真ちゅう、フレクション製ですので、秘伝の溶接技術(ロー付け)により、割り足付のブローチや、カシメを取り付けてホックにしたりと、様々な用途に使用することが可能になります。
今回は財布用のブローチに使用するそうなので、割り足をロー付けし、面取り艶出し加工をして、メッキ加工に移ります。
同じmila schonさま用のカシメですが、型は↑のブローチと同じ型を使用しているので、もちろん追加の型代は不要です。
弊社の溶接技術によって、表面は同じ(同じ型)でも、裏側にさまざまな使用のパーツを溶接する事で、お客様に負担を少なく、たくさんのデザインに使用していただけることが可能になります。
福岡、鹿児島でブランドを立ち上げ、頑張っていらっしゃるGrantさまより、オリジナルネーム入りブローチのリピートを頂きました。
当社がインターネットを立ち上げた直後にインターネット経由でご注文を頂いて依頼のなが~いお付き合いになります。
東京と九州と距離は離れておりますが、インターネット、商品を通じ、お互いに信頼を築き上げて、長いお付き合いをさせて頂いております。
金メッキ加工後のブローチ
磨きニッケルメッキ仕上げ。
光沢がすばらしい。
CHARLES JORDANさま用のネーム入り特注ブローチです。
真ちゅうの生地のままですが、既に雰囲気が出ていて、格好が良いです。
BZメッキと言う、アンティーク薄めのメッキ処理をしました。
オリジナル・特注のロゴ入りメタルプレート、ネックレス金具のオーダー
Original Metal Nameplate and Accessories with Original Logos
アメリカ西海岸ブランド、CRIMIEさまから、オリジナルメタルプレートの製作依頼を頂きました。クライミーさまには、ここ数年、さまざまなデザインのオリジナル金具を作成させて頂きました。
毎シーズンデザインの違う商品を企画し、ブランドを展開なさっているので、メタルハウスとしても毎回試行錯誤しながら、オリジナルの金具を作らさせていただいています。
今回は、オリジナルのメタルプレートを作るにあたり、元になる原型を作成する必要があります。彫刻機を使用して文字とデザイン、外形を削り出し作成した原型に、次は手作業にてアンティーク調に加工をしていきます。
真ちゅうが少し焼け焦げて見えるのは、金属を加工していくにあたり、柔らかくするために、”なまし”(真っ赤になるまで金属を柔らかくする方法) をして、表面に凹凸(おうとつ)を取り付けて馴染み安くしていきます。
奥に見える蹴飛ばし(=ケトバシ)を使用して作業を進めていきます。
蹴飛ばし(=ケトバシ)と、凹凸を取り付ける鉄の棒を使用して、職人が手作業でオリジナルのメタルプレートにアンティーク加工を施していきます。
特殊な弾力性の有る板を下に敷き、上から金属製の丸みを帯びた棒で凹凸を付けていきます。
一度つぶした部分は、元には戻せない為に、長年のカンで一発勝負で、風合いを取り付けていきます。
少しずつ、少しずつ確認しながら作業は続きます。
風合いが段々と見えてきましたね。
作成した原型を種にして、依頼を頂いた数百枚の生産をしていきました。
これからアンティークメッキをプレートに取り付けていきます。
もう一点、同じようにデザインを元に、原型を作成していきました。
このひし形のデザインもサイズ、バランス共に忠実に原型を作成していきます。
この原型が商品全ての品質に影響してくるために、この時点で、厚み、角度、全てにおいて確認し、量産に移ります。
新型のプレートも展示会用に作成させて頂きました。
T-シャツ、ジャケット、ボタンダウン多くの商品に使用していただいていて嬉しかったですねー!
今回はアンティークゴールドというメッキ仕様になったために、凹んだ文字の中だけ黒っぽいアンティーク感が残り、非常に存在感のあるオリジナルネームプレートになっています。
メダルネームプレートの方でも同じく、アンティークゴールド加工を施しました。
ハードな感じのブランドなので、このアンティークゴールドとの愛称は抜群に良いと思います。
大き目のボールチェーンを付けてネックレスしたり、その他の商品にも取り付けられると思います。
2種類のネックレスに取り付けて納品させて頂きました。
ありがとうございました。
中世の時代の様なとても良い感じのプレートと、大き目のヨットナスカンとを組み合わせて、ハードな仕上げのキーホルダーの完成です。
文字もはっきりと判断できるほど、綺麗に仕上げることが出来ました。
オリジナルホック、ボタン、カシメ、タグ、ネームプレート、、、。世界で一つだけのオンリーワン金具の作成事例、方法、手順、納期、型代、製作後の様々な型の利用方法についてはこちらをご覧下さい。
世界で一つだけのオリジナル金具は手軽に作成が可能です。
*お見積もりの場合には手書きのデザインでも、写真でも構いません。お客様が作成したいイメージに簡単なサイズを入れてお見せください。
オリジナル金具作成を熟知した、メタルハウスの担当者が詳しい内容をお聞きいたします。お気軽にご連絡ください。
*また弊社メタルハウスでは、牛革、豚革、爬虫類などの皮革製品の縫製作業、その他チェーンやフック、付属金具を含めた、”オリジナルブランド用の商品の製作までを一貫してトータル”にてお手伝いも可能です。
オリジナルのロゴやモチーフを刻印した、特注のくつべら、キーホルダー、金属小物、オリジナル金具を付属した革小物やベルトなども、お客様のオーダーメイドにて数多く手掛けさせていただいた経験がございます。
”オリジナル金具の製作から”〜”オリジナルの縫製作業、付属金具を含めた完成品の製作”までご興味のある場合には、合わせてお話しください。
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