2013年6月26日
真ちゅう製、オリジナルロゴ、ネーム入り、特注バックルのオーダー
真ちゅう製、オリジナルロゴ、ネーム入り、特注バックルのオーダー
広島にいらっしゃるお客様より、真ちゅう削り出しのオリジナルロゴ、ネーム入りのバックルのオーダーを頂きました。
今回で2回目のオーダーになりますが、今回は真ちゅう素材限定で作成したいとのご要望でしたので、1枚の真ちゅうの板から削り出してバックルを成形して行きました。
真ちゅう磨き仕上げなので、真ちゅう特有の経年劣化を楽しむ事ができます。
真ちゅうを彫刻機にて削り出し、成形した後に、お客様ご指定のロゴ、モチーフを手作業で刻印していきます。
上に見えるのが鋼製(日本刀と同じ材料)の刻印になります。
ロゴとモチーフが真ちゅうのバックルに刻印されたのが分かりますか?
お客様ご指定のオリジナルのロゴとモチーフを慎重に照らし合わせて作業を続けて行きます。
頂いたバックルの図面とも大きさ、バランスを照らし合わせ、確認作業を繰り返していきます。
奥に見えるのが、刻印を入れるプレス機です。
創業以来数十年使い続けている、弊社の大切な仲間のプレスきです。
これから、ウエストの曲線によりスムーズに取り付ける為に、曲線を付けて行くのですが、その前により滑らかな曲線を付けていくために、”なまし(金属を一度溶解温度すれすれまで熱し、金属を柔らかくする技術)”の工程を行って行きます。
刻印を入れた後、ベックルとしてウエストになじむ様に、曲線を取り付けて行きます。
少しの曲線なのですが、これが有ると、無いとでは、商品になった後のフィット感や、使い勝手に大きな影響がでてきます。
金属の曲げ型を上げると、真ちゅうになだらかな、カーブが付いていますね。
バックルの裏側に刻印を入れているのは、お客様の商品へのこだわりが見れますね!?
バックルとしての役目を果たす為に、”ピン”を取り付ける為に、バックル本体にその為のパーツを別途真ちゅうで作成し、ロー付け(純銀を使用した強度の高い溶接方法)をしていきます。
100ヶの注文の為に、1つずつ職人の手作業にてロー付けしていきます。
約800ヶ度まで真ちゅうを熱し、銀と真ちゅうを溶解し、溶接していきます。
真ちゅうのパーツを取り付け後に、弊社秘伝の”面取り/艶だし加工”を行いました。
この工程を挟む事で、商品に丸みをつけ、また、真ちゅう本来の輝きを持たせる事が可能になります。
バックルとしての役目を果たす為に、ピンを取り付けています。
この工程を経て最終的に完成形になっていきます。
お客様にお届けする前に、頂いたデザインを比較をし、最終確認をして納品になります。
その他のバックルは:こちらまで
メタルハウスではお客様のイメージを形にできるよう心がけています。
世界で一つだけのオリジナル金具は手軽に作成が可能です。
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オリジナル金具作成を熟知した、メタルハウスの担当者が追って詳しい内容をお聞きいたします。
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