真ちゅう製、オリジナル・特注、ロゴ入りバックルのオーダー
こだわりを持ち、ハンドメイドの靴、ブーツを作られていらっしゃるお客様から、真ちゅう製オリジナルロゴ入りバックルの依頼を頂きました。
真ちゅう生地磨き仕上げのみで、真ちゅう特有の経年劣化を楽しめる仕上げのひとつです。
まずは、大/小各300セットのご注文で、真ちゅうの素材をご希望でいらした為に、大型プレス機を使用したフレクションと言う製法で、作成させて頂きました。
小さそうに見えますが、鉄の塊の為、これで数トン~数十トンもの重さがあります。
これを熟練の職人技で一つ一つ丁寧に刻印を施し、形を抜き、一番大切で、重要な生地を作成していきます。
プレス機で形取りし、成形したバックルにピンの動きが良くなる様に、パイプを手作業にて取り付けていきます。
パイプも真ちゅう製。
21世紀になっても、インターネットがこれだけ普及しても、人間の手先、感覚、感性は変わりませんね!
つなぎ目が綺麗に閉じられているか、手に引っかかる事はないかなど、確認作業を繰り返していきます。
ブーツのバックルとして使用される為に、ピンを取り付け、弊社の面取り、艶だし加工を施し、頂いた図面と繰り返し照らし合わせ、確認作業を続けて行きます。
大きさのチェック。
刻印は間違えないか、文字の形は問題ないか、とにかくこの確認作業が大切なんですね~。
小さくて繊細な凸文字の連続ですが、問題なく表現されています!
広島にいらっしゃるお客様より、真ちゅう削り出しのオリジナルロゴ、ネーム入りのバックルのオーダーを頂きました。
今回で2回目のオーダーになりますが、今回は真ちゅう素材限定で作成したいとのご要望でしたので、1枚の真ちゅうの板から削り出してバックルを成形して行きました。 真ちゅう磨き仕上げなので、真ちゅう特有の経年劣化を楽しむ事ができます。
真ちゅうを彫刻機にて削り出し、成形した後に、お客様ご指定のロゴ、モチーフを手作業で刻印していきます。
上に見えるのが鋼製(日本刀と同じ材料)の刻印になります。
ロゴとモチーフが真ちゅうのバックルに刻印されたのが分かりますか?
お客様ご指定のオリジナルのロゴとモチーフを慎重に照らし合わせて作業を続けて行きます。
頂いたバックルの図面とも大きさ、バランスを照らし合わせ、確認作業を繰り返していきます。
奥に見えるのが、刻印を入れるプレス機です。
創業以来数十年使い続けている、弊社の大切な仲間のプレスきです。
これから、ウエストの曲線によりスムーズに取り付ける為に、曲線を付けて行くのですが、その前により滑らかな曲線を付けていくために、”なまし(金属を一度溶解温度すれすれまで熱し、金属を柔らかくする技術)”の工程を行って行きます。
刻印を入れた後、ベックルとしてウエストになじむ様に、曲線を取り付けて行きます。
少しの曲線なのですが、これが有ると、無いとでは、商品になった後のフィット感や、使い勝手に大きな影響がでてきます。 金属の曲げ型を上げると、真ちゅうになだらかな、カーブが付いていますね。
バックルの裏側に刻印を入れているのは、お客様の商品へのこだわりが見れますね!?
バックルとしての役目を果たす為に、”ピン”を取り付ける為に、バックル本体にその為のパーツを別途真ちゅうで作成し、ロー付け(純銀を使用した強度の高い溶接方法)をしていきます。
100ヶの注文の為に、1つずつ職人の手作業にてロー付けしていきます。
約800ヶ度まで真ちゅうを熱し、銀と真ちゅうを溶解し、溶接していきます。
真ちゅうのパーツを取り付け後に、弊社秘伝の”面取り/艶だし加工”を行いました。 この工程を挟む事で、商品に丸みをつけ、また、真ちゅう本来の輝きを持たせる事が可能になります。
バックルとしての役目を果たす為に、ピンを取り付けています。この工程を経て最終的に完成形になっていきます。
お客様にお届けする前に、頂いたデザインを比較をし、最終確認をして納品になります。
沖縄で、オリジナルの革製品を扱っていらっしゃるお客様から真ちゅう製のオリジナルバックルのご注文を頂きました。
インターネットの発達のおかげで、遠方のお客様ともデザインのやり取り、金具の使用の説明等も非常にスムーズに進める事が出来る様になりましたね~。。
お客様ご指定のゴロを入れたベルト用のバックルです。
まずは真ちゅうご指定と言う事で、砂鋳物で作成させて頂きました。
今まで作成したバックルのデザインを元に、どの砂型をどの形に作成して行くのかを事前に職人達と打ち合わせてから製作に進みます。
この工程が商品の完成品のクオリティーを大きく左右して行きます。
頂いたデザインを元に文字の凹凸の具合、曲線の形状、様々な角度からバックルを眺め、触り、感じて行きます。
上から見たバックルです。お客様ご指定の”LLA”の文字が見えますか?? この角度からの”LLA”は、はっきりと、くっきりと見えますね!!
リピートとなる村上淳さまのブランド、SHANTIさま、ブーツ用のピンバックルのオーダーを受けました。
まずは、真ちゅう削りだし、生地仕上げの為に、今は真ちゅうの輝いた状態ですが、数年と使い続けると、味が出てくる、村上さま専用のピンバックルになります。
村上さまのこだわりに出来る限る忠実に作成していきます。
少しのR(アール) そり、をつける事も、全て手作りです。
ピンバックルを作成するに当たり、必要な材料を、作業しやすい状態にしたところです。
全てそれぞれを、バラバラのパーツで組み上げることで、最終的に味のある、立体的な商品に出来上がります。
一つ一つをピンポイントでロー付け溶接をしていくので、丁寧に、順序よく配列していきます。
合計で200セットのピンバックルですが、職人の技で、おおよそ20~30分で仕上げていきます。
ピンポイントで、一番ベストな点を探しロー付けしていきます。
うすピンクに熱せられているところで、約800c近くになっています。
ロー付け、溶接加工後に、当社秘伝の面取り艶出し加工を納品前に施します。
ピカピカに艶やかになっているのが分かりますか?
少し銅が表面に浮き出て、ピンク色になっているバックルもあれば、金色に近く輝いている真ちゅうもあります。
ダブルピンバックル大とシングルピンバックル小のセットでいつもご注文いただいています。
関西で建設業を営んでいらっしゃるお客様より、会社名の頭文字の”N”をモチーフにした、オリジナルバックル金具と、それに付随する革ベルトのご注文です。
まずは、高速回転で、鋼製の(日本刀と同じ材料)の刃(ハ)で、材料となる真ちゅうの板より、Nのマーク削りだして、形を作成します。 これが、危険な作業で、熟練の技が必要です。
削り出した後に、体のラインに合うように曲線を一つずつ付けています。
曲線の具合を確認しながら、慎重に曲げていきます。
ベルトの穴に引っ掛けるパーツを電気溶接で仮止めします。
仮止めした直後のNバックルです。この時にも、お客様から頂いた図面と照らし合わせながら確認していきます。
この確認作業が商品の良し悪しを決めていく、大切な工程です。
仮止めされたNバックルのベルトループと、先ほどのパーツをロー付け(純銀を使用した強度の高い溶接方法)していきます。
真ちゅう製のNバックルを約800c程まで熱し、純銀製の”銀ロー”で本格的に溶接をしています。
メッキ加工前に、Nバックルの正面を平らに磨きあげました。
こうする事で、メッキ加工後の光沢感、重厚間感が格段にUPします。
なめらかさ、重厚感、光沢、これが国産の職人のレベルです。
ベルトの革を取り付けた完成品です。
革はヌメ革なので、非常に丈夫で味わい深い表情になっていきます。
メタルハウスではお客様のイメージを形にできるよう心がけています。
世界で一つだけのオリジナル金具は手軽に作成が可能です。
*お見積もりの場合には手書きのデザインでも、写真でも構いません。お客様が作成したいイメージに簡単なサイズを入れてお見せください。
オリジナル金具作成を熟知した、メタルハウスの担当者が追って詳しい内容をお聞きいたします。
*オリジナル金具作成にご興味の方は、お気軽にご連絡ください。