2018年9月25日
オリジナルロゴ入りバックル+オーダーメイドのベルト革の製作
オーダーメイドのオリジナルブランドロゴ入り特注バックルとオーダーメイドのベルト革を合わせての製作事例
Original Belt Buckle fittings
メタルハウスでは、ブランド、デザイナー、印刷業、自動車産業、ノベルティー、ギフト、プレゼント、さまざまな業種の方々からオリジナル金具製作のご依頼を頂きます。これからご紹介するバックルも、メタルハウスが得意とするオリジナル金具のひとつです。
こだわりを持ち、ハンドメイドの靴、ブーツを作られていらっしゃるお客様から、真ちゅう製オリジナルロゴ入りバックルの依頼を頂きました。
真ちゅう生地磨き仕上げのみで、真ちゅう特有の経年変化を楽しめる仕上げのひとつです。
まずは、大/小各300セットのご注文で、真ちゅうの素材をご希望でいらした為に、大型プレス機を使用したフレクションと言う製法で、作成させて頂きました。
小さそうに見えますが、鉄の塊の為、これで数トン~数十トンもの重さがあります。
これを熟練の職人技で一つ一つ丁寧に刻印を施し、形を抜き、一番大切で、重要な生地を作成していきます。
プレス機で形取りし、成形したバックルにピンの動きが良くなる様に、パイプを手作業にて取り付けていきます。
パイプも真ちゅう製。
21世紀になっても、インターネットがこれだけ普及しても、人間の手先、感覚、感性は変わりませんね!
つなぎ目が綺麗に閉じられているか、手に引っかかる事はないかなど、確認作業を繰り返していきます。
ブーツのバックルとして使用される為に、ピンを取り付け、弊社の面取り、艶だし加工を施し、頂いた図面と繰り返し照らし合わせ、確認作業を続けて行きます。
大きさのチェック。
バランス、光沢、艶のチェック
刻印は間違えないか、文字の形は問題ないか、とにかくこの確認作業が大切なんです。
小さくて繊細な凸文字の連続ですが、問題なく表現されています!
広島にいらっしゃるお客様より、真ちゅう削り出しのオリジナルロゴ、ネーム入りのバックルのオーダーを頂きました。
今回で2回目のオーダーになりますが、今回は真ちゅう素材限定で作成したいとのご要望でしたので、1枚の真ちゅうの板から削り出してバックルを成形して行きました。真ちゅう磨き仕上げなので、真ちゅう特有の経年劣化を楽しむ事ができます。 真ちゅうを彫刻機にて削り出し、成形した後に、お客様ご指定のロゴ、モチーフを手作業で刻印していきます。
上に見えるのが鋼製(日本刀と同じ材料)の刻印になります。
ロゴとモチーフが真ちゅうのバックルに刻印されたのが分かりますか?
お客様ご指定のオリジナルのロゴとモチーフを慎重に照らし合わせて作業を続けて行きます。
頂いたバックルの図面とも大きさ、バランスを照らし合わせ、確認作業を繰り返していきます。
奥に見えるのが、刻印を入れるプレス機です。
創業以来数十年使い続けている、弊社の大切な仲間のプレスきです。
これから、ウエストの曲線によりスムーズに取り付ける為に、曲線を付けて行くのですが、その前により滑らかな曲線を付けていくために、”なまし(金属を一度溶解温度すれすれまで熱し、金属を柔らかくする技術)”の工程を行って行きます。
刻印を入れた後、ベックルとしてウエストになじむ様に、曲線を取り付けて行きます。
少しの曲線なのですが、これが有ると、無いとでは、商品になった後のフィット感や、使い勝手に大きな影響がでてきます。
金属の曲げ型を上げると、真ちゅうになだらかな、カーブが付いていますね。
バックルの裏側に刻印を入れているのは、お客様の商品へのこだわりが見れますね!?
バックルとしての役目を果たす為に、”ピン”を取り付ける為に、バックル本体にその為のパーツを別途真ちゅうで作成し、ロー付け(純銀を使用した強度の高い溶接方法)をしていきます。
100ヶの注文の為に、1つずつ職人の手作業にてロー付けしていきます。
約800ヶ度まで真ちゅうを熱し、銀と真ちゅうを溶解し、溶接していきます。
真ちゅうのパーツを取り付け後に、弊社秘伝の”面取り/艶だし加工”を行いました。
この工程を挟む事で、商品に丸みをつけ、また、真ちゅう本来の輝きを持たせる事が可能になります。
バックルとしての役目を果たす為に、ピンを取り付けています。
この工程を経て最終的に完成形になっていきます。
お客様にお届けする前に、頂いたデザインを比較をし、最終確認をして納品になります。
沖縄で、オリジナルの革製品を扱っていらっしゃるお客様から真ちゅう製のオリジナルバックルのご注文を頂きました。
インターネットの発達のおかげで、遠方のお客様ともデザインのやり取り、金具の使用の説明等も非常にスムーズに進める事が出来る様になりましたね~。。 お客様ご指定のゴロを入れたベルト用のバックルです。
まずは真ちゅうご指定と言う事で、砂鋳物で作成させて頂きました。
今まで作成したバックルのデザインを元に、どの砂型をどの形に作成して行くのかを事前に職人達と打ち合わせてから製作に進みます。
この工程が商品の完成品のクオリティーを大きく左右して行きます。
頂いたデザインを元に文字の凹凸の具合、曲線の形状、様々な角度からバックルを眺め、触り、感じて行きます。
上から見たバックルです。お客様ご指定の”LLA”の文字が見えますか?? この角度からの”LLA”は、はっきりと、くっきりと見えますね!!
メタルハウスでは、オリジナルのボタン、ホック、チャーム、ネームプレートと、さまざまなオリジナル金具の依頼を受けますが、最近では、会社の社員用に、結婚式の記念品として、またセールスプロモーションの販促品としてなど、沢山の業種のお客様向けにオリジナル金具を作らせていただいています。
Extreme Do-Jo さまオリジナル特注バックル
イベント会社様から、オリジナルのベルト用のバックルのオーダーを頂きました。 格闘技がモチーフなのか、それともロックをイメージしているのか、とにかく素晴らしい良い雰囲気のバックルを作成する事ができました。
左:右の最終デザインを元に作成した生地の状態。
右:お客様から頂いた最終デザインです。
生地の段階では、色の浮き沈みが無い為に、おおよそのデザインしかわかりませんが、メッキ加工後にははっきりとデザインが浮き出てきます。
裏面にはベルトの機能として必要なパーツを取り付けます。
アンティークゴールドのメッキ加工後の表情です。色のコントラストが出てきて、立体感を感じませんか? 上部にドクロマーク、真ん中のMの中で2人が格闘しています。
2001年からの10周年記念用のオリジナルベルト作成だそうです。
サイドヴュー! 後ろに弊社の40年来の縦フライスマシーンもみえます。
ベルトに取り付けてみました。
色はこのブログで紹介した、アンティークゴールドと、下の黒バレルというアンティークブラックの2種類のオーダーを頂きました。
メタルハウスではお客様のイメージを形にできるよう心がけています。
世界で一つだけのオリジナル金具は手軽に作成が可能です。
*お見積もりの場合には手書きのデザインでも、写真でも構いません。お客様が作成したいイメージに簡単なサイズを入れてお見せください。
オリジナル金具作成を熟知した、メタルハウスの担当者が詳しい内容をお聞きいたします。
お気軽にご連絡ください。
*メタルハウスから、モノ作りトータルコーディネートのお知らせです。
メタルハウスでは、”オリジナル金具の製作”に合わせて、チェーンやフック、付属金具を含めた”金属小物の組み立て”や皮革製品の”縫製作業”、オーダーメイドの”完成品の製作”、”特注の記念品や贈呈品、プレゼント”まで、モノ作りのトータルコーディネートにて、お客さまの“アイデアやイメージを形にするお手伝いを始めました。”
金具の技術と、信頼関係のある縫製の技術を、声の届く距離に位置づけて組み合わせる事で、オリジナルのロゴやモチーフを刻印した、特注の靴べらや、キーホルダー、金属小物、オリジナル金具を付属したアクセサリー、革小物やベルトなど、“お客様のイメージしているアイデアやデザインをオーダーメイドの完成品まで自由に製作することができる”ようになりました。
詳しくは:こちらまで
”オリジナル金具の製作から”〜”オリジナルの縫製作業、付属金具を含めた完成品の製作”までご興味のある場合には、合わせてお話しください。モノ作りを熟知した、メタルハウスの担当者が追って詳しい内容をお聞きいたします。
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