2014年5月30日
ユニークな形の留めアクセサリー、バッグ用金具
ユニークな形の留めアクセサリー、バッグ用金具
山梨県にて400年以上の歴史をお持ちであります印伝屋さまから、オリジナルの金具の製造の依頼を受けました。
バッグの口前(バックを開閉部分)と呼ばれる部分に使用する金具です。
通常はチャックやジッパー、マグネットを使用しバッグの口を閉じるのですが、この金具を使用する事で、バッグを完全に閉じなくても、バッグを閉じることが可能になります。
まずは、必要な全てのパーツを他の数種類の機械で手作業で取り揃えていきます。
一度完成品をお見せします。
片側にフック付きの金具、またもう片方には、リング金具が沢山付いています。
フックを取り付けるリングの位置によって、バッグの中身によって軽く閉めたり、また、逆にきつく閉めたりと調節が可能になります。
まずは、頭のフックになる部分をロー付け(純銀を使用した強度の強い溶接方法)です。約800cまで熱し、真ちゅうが溶ける寸前に銀をつなぎにして溶接します。
温度計もなく、溶接できる一瞬の温度を見極めることができるまでは大変な経験が必要な職人の”域”、”経験”が必要になってきます。
この一瞬のタイミングを失うと、真ちゅうが溶けてしまったり、金具が変形してしまいます。
足と呼ばれます、バッグの取り付ける際に必要なパーツのロー付けです。
メッキ加工前に取り付け、組み立て、不具合が無いかを確認し、メッキ処理をしていきます。
メッキ処理の後は、手作業にて一つずつ商品を検品しながらそれぞれのパーツをくみ上げて行きます。
21世紀にもなっても、メタルハウスのモノ作りには、職人さんたちの”手”、”感覚”、”経験”、”手作業”、”手作り”がかかせません。
フック金具と、リング金具の取り付け位置を工夫することで、バッグの開閉を調整することができる金具です。
このリング金具の取り付け位置によって、バッグの開閉を調整できるんです。
バッグにゆとりを持って閉めている状態。
バッグが空いている状態です。
これから、最終検品をし、一つ一つ丁寧に包装しお客様に納品いたします。
メタルハウスではお客様のイメージを形にできるよう心がけています。
世界で一つだけのオリジナル金具は手軽に作成が可能です。
*お見積もりの場合には手書きのデザインでも、写真でも構いません。お客様が作成したいイメージに簡単なサイズを入れてお見せください。
オリジナル金具作成を熟知した、メタルハウスの担当者が追って詳しい内容をお聞きいたします。
*オリジナル金具作成にご興味の方は、お気軽にご連絡ください。
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