2017年4月05日
オリジナルデザイン、特注ロゴ入り、ボタン・ブローチ金具のオーダー
オリジナルデザイン、特注ロゴ入り、メタルボタン・ブローチ金具のオーダーメイド製作
Original Metal Button Fittings
オリジナルデザイン・ロゴ・イラストを彫刻した、メタルボタンをポロシャツに使用されたいとのお話を頂きました。
ブランドの顔として、デザインを継続しながら、違った用途でもオリジナル金具を使用していきたいとのお話なので、自由にカスタマイズができる、真鍮製、プレスの製法で製作させて頂きました。
まずは、メタルハウスの金型職人の丁寧な型製作から全てが始まっていきます。
メタルハウスにてオリジナル金具を製作するメリットは:こちらまで
お客さまのイメージを忠実に表現した金型は、量産を得意とするプレス職人の手に渡り、調整を加えられながら、生産体制に向かっていきます。
金型の調整後、生産された、お客さまオリジナルのメタルボタン。
世界で1つしかない、オンリーワンのオリジナル金具が作られていきます。
頂いた図面と、商品サンプルとを照らし合わせ、丁寧に確認作業を行っていきます。
今回は、本金メッキ+黒・赤のエポキシ仕上げに作り上げていきます。
ボタンの表面には溝があり、メッキ後に弊社の職人により、一つずつ手作業でエポキシ樹脂を入れ込んでいきます。
お客様から頂いた色の見本を元に、エポキシ樹脂を入れ込んでいきました。
作られたばかりの、オリジナルボタン金具です。
直径1cm程の小さなメタルボタンですが、最上級の国産の職人による、磨き仕上げ+24k本金メッキ仕上げの最高級のメタルボタンの完成です。
エポキシ樹脂を入れ込むことで、中央にありますお客様のモチーフが際立っていて、素晴らしいと再認識!
デザイナーさんが素晴らしいんですねー!
小ロットでオリジナルのホックや、カシメ金具を作成するのは非常に難しかったらしく、インターネットを通じて弊社の存在を知り、わざわざ本社までお越しくださいました。
僕らは、大きなロットの製作から、比較的手ごろな300ヶ程度の数量からの製作技術と職人を抱えていますので、お客様のご要望に応じて、製作方法を選択することが可能です。
今回は、小ロットの生産の為、フレクションにて作成。
真ちゅう製の板から、フレクションというプレス機を使用した製造方法で、一つ一つ文字に刻印し、次に丸型になるように抜いていきます。
プレス機にて打ち抜いたオリジナルホックの生地に、お客様ご希望の仕様に向けて、それぞれ必要なパーツをロー付けしていきます。
800cまで熱し、真ちゅうと銀とを結び付けていきます。
熱せられて赤くなっているのが分かりますね?
裏側に大カシメをロー付けし、秘伝の、面取り、艶出し加工をした直後の表情です。
個人的には、このナチュラルな真ちゅう独自の質感そのままの状態が僕の一番好きなカラーリングです。
お客様から頂いたデザインと照らし合わせながら製作を続けていきます。
確実にそして、着実に形に仕上がっていきます。
裏側に、大カシメ用のオスが取り付けてあるのが分かりますか?
今回は、本金メッキとニッケル光沢メッキの2種類です。
ペットの首輪に使用すると言うことでしたので、雨にあたっても変色しないように、透明なクリアラッカー(ワックスのようなもの)を加工して完成です。
世界的にブランドを展開をされている、アパレルブランドのKaonさまから、オリジナルホックのリピートオーダーを頂きました。
インターネットで、弊社の金具の技術、商品を気にとめてくださり、カオンさまとは、すでに数年のお付き合いになります。いつも生産者側の立場を考えての発注数や、納期をくださる、カオンさまのモノ作りには常に心地よく、感謝の気持ちを持ちながら、Kのマークの商品を作らせて頂いています。
少しですが、製造工程をお見せいたします。
ピンクゴールド加工、検針対応仕上げ (完成品)
まずは、数十トンもの力のあるプレス機を使い、真ちゅうの板材に圧力を掛け、ロゴを打ち、形を抜き、カオンさまご希望のデザインに形を成形し、基本となる生地を作成していきます。
21世紀にも関わらず、昔ながらの変わらぬ手作業。
80年以上のメタルハウスの歴史が証明するように、この方法が今でも一番お客様に喜ばれる最高の品質を作り出すことができる製法なんですね。
ロゴを刻印し、次に外枠を打ち抜きます。
メタルハウスにて、面取り・艶出し加工を施して、荒削りの生地に丸みを与え、商品に優しさと、メッキ加工の後に、より一層商品に光沢が出るように、下準備を施しています。
裏側の小さな2ケ所の丸い点は、職人さんが、カオンさまのオリジナルホックを洋服やバッグ、ジーンズ等の商品に裏側から取り付ける際に、Kのマークがしっかりと正面から見て、まっすぐに取り付けができるように、マークになります。 メタルハウスからのささやかな、モノ作りへの愛情です。
今回は大カシメとチャームの金具にしたいとのご要望でしたので、まずは、裏面に手作業にて、大カシメとチャームのパーツをロー付けしていきます。(純銀を使用した強度のある溶接方法)
ホックと、大カシメとオスのパーツが熟練の職人の手によって、一つずつ溶接の下準備がされています。
金具の表面は同じ型を使用しているので、当然同じデザインなのですが、メタルハウスの溶接の技術で、今回のように、ホックやチャーム、さまざまな用途に使用できるパーツを取り付けることで、型代を複数掛ける必要がなく、さまざまな用途にオリジナル金具を使用することが可能になります。
詳細は→コチラ
お客さまのさまざまなデザインに使用したり、商品の自由度を利かせる為には、やはり今でも、”手作業”、”手作り”が基本になります。
通常は商品の仕様、デザインごとに、型を作成しなければならないのですが、メタルハウスではお客様オリジナルの金具用に、1つの型を起こし、使用用途に応じたパーツを溶接(ロー付け)することで、何パターンものデザイン、仕様に作りかえることができます。
初期費用、型代の軽減、商品展開のバラエティーの拡充、お客さまのモノ作りへのご希望を考えたメタルハウスからの技術の提案です。
詳細は→コチラ
真ちゅうと銀とが溶ける寸前の約800c近くまで熱していき、ロー付け(溶接)していきます。裏返して溶接されている、カオンさまのホックが赤く、ピンク色になっています。
この800cの温度でないと、ロー付けができません。もちろん触ったり、一つ一つ温度計で測りながらとはいかない為、この溶接のタイミングは、全て職人の”感”、”経験”にゆだねられています。
次は、カオンさまオリジナルチャーム金具になるように、同じ型で作成した、生地の上部に、手作業にてリングを電気溶接にて仮止めしていきます。
ロゴの”K”の文字とバランス良くリングが取り付けられるように、確認しながら仮止めをしています。先ほどのホックと同じ型を使用しているので、当然ながら、正面は同じデザインです。
厚みは自由にできるので、掴みやすいように、チャームに関しては、ホックよりも薄く作成しています。
これからホックと同じく、ロー付けと言う純銀を使用した非常に強度の高い溶接をしていきます。
全てのデザインの溶接が終了し、ピンクゴールドのメッキをつける直前の段階です。 左から:チャーム、大カシメ、NO5ホック、NO1ホック、、。
正面のデザインはみな同じですが、使用用途が違います。
オリジナルの金具を作る為には、必ず最低ロットが発生しますが、メタルハウスでは、溶接するパーツをさまざまに変化させる事で、1つの型で、数パターンのデザイン、用途に振り分けることができます。
詳細は→コチラ
そうすれば、少しでもお客様の初期費用や、生産への負担が減りますよね。
純銀を使用した溶接”ロー付け”の後のホックとチャームです。 ピンク色に見えるのがKAONさまご希望の”ピンクゴールド”仕上げの見本です。
ピンクゴールドメッキ加工後の表情になります。 光沢、艶、重厚感、輝き、とてもクオリティーの満足できる、カオンさまの為だけのピンクゴールド製のカシメの完成です。
ピンクゴールド仕上げのチャームです。
お客様が商品を保管、必要なときに取り出しやすく、管理が簡単になるように、透明のフィルムに一つ一つ貼り付けて、納品いたします。
こうすることで、輸送、梱包、組み立ての際にもホックの正面に傷が付く事を防ぐことができます。
なんとも雰囲気のある、ピンクゴールドの金具に仕上げることができました。
頂いている図面と照らし合わし、最終確認をして納品となります。
(追記)
カオンさまのご依頼は、数量をまとめて頂けるので、作業性の向上を図るために、メタルハウスでは、別途打ち具も作成させて頂きました。
縫製メーカー、職人さんの方で金具を取り付ける際に、手際良く作業が可能になると思います。
お客様オリジナル、星形のオリジナルスタッズ、ブローチ金具を作成しました。 溶解炉の中にはスターの形になる前の熱せられた金属が準備されています。
形取られたゴム製の型に高温に熱せられた金属の液体を流し込み、形取りしていきます。
縫製の職人さん達が作業し易い様に、星がすっぽり埋まる”打ち具”も作成させて頂きました。
この打ち具があると、複雑な形状をした、オリジナルの金具でも、不具合を出す事無く、革、布、金属に取り付ける事が可能になります。
アンティークの”シルバー”と”ゴールド”の2種類の仕上げに作成致しました。
アンティークゴールドは、凹みの文字の部分が黒っぽくなり、文字がはっきりと浮き出て見える為に、生地の状態よりも良い感じに文字が読めるようになっています。
ロゴ入りジッパー、チャームとカシメ、ホック、アクセサリー金具の製作
Original Charm, Slider Fittings
銀座の宝石屋さんから、特注・オリジナルのエポ入りのジッパー、ホック、ボタンの注文を頂きました!
まずは、完成品です。黒メッキに黒いエポを使用した、非常に上品で、洗練されたデザインが素晴らしい感じに仕上げる事が出来ました。
プレス加工で作成した生地を一つ一つお客様のご要望の仕様にあわせてパーツを取り付けていきます。
今回は裏にネジを使用したいとのことでしたので、一つずつロー付けしていきます。(純銀を使用し、約800cまで熱し溶接します。)
今回は2種類の商品を1つの型で使い分ける方法を取らせていただきました。
通常ならば、形状によってそれぞれ型を作成しなければならず、また、大量な数を作成しなければならないのですが、メタルハウスの金型の技術と溶接の技術をつなぎ合わせることで、300ヶ~また、2種類、3種類の商品を1つの金型で作成することが可能になりました。
詳細は:こちらまで
チャックや引っ張りに使用される引き手を、裏にネジをロー付けした2種類のオリジナルホック、引き手金具を作りました。
もちろん1つの型で作成可能!
頂いた図面に忠実にまた、それ以上のクオリティーを求めながら、確認作業をしっかりと行っていきます。
黒メッキに黒いエポキシ樹脂を流し込み、とても大人の、洗練された感じが表現されていると思います。
納品前に、最後の確認作業中。
これから、銀座のお客様の所へGO!
オリジナルホック、ボタン、カシメ、タグ、ネームプレート、、、。世界で一つだけのオンリーワン金具の作成事例、方法、手順、納期、型代、製作後の様々な型の利用方法についてはこちらをご覧下さい。
メタルハウスではお客様のイメージを形にできるよう心がけています。
世界で一つだけのオリジナル金具は手軽に作成が可能です。
*お見積もりの場合には手書きのデザインでも、写真でも構いません。お客様が作成したいイメージに簡単なサイズを入れてお見せください。
オリジナル金具作成を熟知した、メタルハウスの担当者が追って詳しい内容をお聞きいたします。
*オリジナル金具作成にご興味の方は、お気軽にご連絡ください。
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